SNS に対するネガティヴな意見をまとめる

この記事について

  • SNS に対してのネガティヴな意見を
  • ソースの URL と引用と共に
  • まとめる

著名人

Linus Torvalds(リナス・トーバルズ)

gigazine.net

トーバルズ氏はさらに匿名性が過大評価されているとして、「匿名というのは非常に不快だ。つまらないことを書いたりシェアしたりライクしたりするのは自由だが、そこに本名さえ載せてないならそれは全く無益なことだ」と述べています。さらに内部告発など匿名性が重要になる場があることを認めつつ、「身元の証明ができない匿名の人のSNSでの狂った怒りは見せるべきものではなく、そうした投稿をまた匿名の人がシェアしたりライクしたりできるのは良くない」として匿名でのSNS利用がヘイトの温床になっていることを指摘しています。

SNS 関係者

Chris Wetherell(クリス・ウェゼレル)

www.gizmodo.jp

クリス・ウェザレルは10年前、開発者としてTwitterリツイートボタンを作った。彼は今、自分の仕事を後悔しているという。

 

「弾をこめた銃を4歳児に持たせてしまったのかもしれない」。自身が生み出したツールを使った「暴徒」を最初にTwitter上で目にしたときの思いを、ウェザレルはそう回想する。「自分たちがしたのはつまりそういうことだったんだと思います」

Samidh Chakrabarti(サミ・チャクラバーティ)

  • The Civic Integrity Product Director at Facebook.

www.itmedia.co.jp

 Facebookに対しては、2016年の米大統領選の結果に同サービスでの虚偽ニュースの拡散が大きく影響したという非難が続いており、当初は認めていなかったマーク・ザッカーバーグCEOが謝罪し、後にシェリル・サンドバーグCOO(最高執行責任者)も謝罪した。

 

 チャクラバーティ氏は「2016年、われわれは悪人がFacebookを悪用していることに気づくのがあまりにも遅かった。現在、こうしたリスクを緩和することに懸命に取り組んでいる」と語った。同氏は長文で、虚偽ニュース、(ロシアなどの)他国からの干渉、政治的な嫌がらせ、不平等、エコーチェンバーの問題について語り、「これらの問題はまだ未開拓であり、われわれがすべての解決法を知っていると取り繕うつもりはない。だが、解決に向けて努力していくつもりだ」と説明した。

公的機関

Royal Society for Public Health (RSPH)(英王立公衆衛生協会)

www.bbc.com

RSPHは14歳から24歳の1479人を対象に、人気の高いSNS5社の影響を調査。それぞれのSNSで経験する不安感や鬱(うつ)、孤独感、いじめ、自分の外見への劣等感など14項目について質問した結果、写真投稿サイトのインスタグラムが若者の心に与える不安感や孤独感、いじめ、外見への劣等感など否定的な影響が、他のSNSよりも高かったという。

forbesjapan.com

研究機関

Melissa G. Hunt

japanese.engadget.com

ペンシルバニア大学の心理学者Melissa G. Huntが、SNSと幸福感についての因果関係に関する調査結果を発表しました。それによると、SNSの使用を制限することで孤独感が大幅に減少したとのことです。

Gian Paolo Barbetta(ジャン・パオロ・バルベッタ)

  • イタリア サクロ・クオーレ・カトリック大学経済学部教授

gigazine.net

バルベッタ教授らは2016年から2017年にかけて、イタリアの高校70校に通う約1500名の生徒を対象に、ノーベル文学賞作家ルイージピランデッロの小説「生きていたパスカル(Il fu Mattia Pascal)」を読んでもらいました。生徒たちのうち半分はTwitterを利用して、小説を引用しつつ自分の意見を発信し、他人のツイートに返信でコメントするというオンラインディスカッションを実施。残り半分は、従来通り教室で教えるという形態を取りました。そして最後に、「生きていたパスカル」についての理解を確かめる試験を行いました。  

試験の結果、Twitterを利用していたグループは全体的にマイナスの影響を受けており、テストの平均点が標準偏差の約25~40%分低下。特に成績が優秀な生徒で「女性」「イタリア生まれ」「ベースラインテストの点数が高い」ほど成績低下の傾向が顕著だったそうです。