映画『エンド・オブ・デイズ』の感想

1999年の世紀末。

人知れず人類の終末が迫っていて、それをシュワルツネッガーが救う映画。

世界観が独特。グロテスク、エロチックな要素が多く暗い。いわゆる、シュワちゃんが悪いやつを、ずばーん!とこらしめる爽快なアクション映画とは違う。

この映画には20代のロビン・タニーがヒロインで出ていて、初々しく目を引く。プリズンブレイクでは弁護士を演じていたが、この女優はすこし精神面で問題を抱えている感じの脆さがある役が似合う。

気になるところは、映画のテーマや配役(サタン役のガブリエル・バーンもいい)がよいが、すこし雑然とした印象になっていて、ブラッシュアップするともっと良い映画になりそうだ。

というのも、この映画は1999年を舞台にしていて、それに合わせて公開も1999年なのだ。公開日を死守するため、すこし物足りなさがある状態の映画になったのかな、、?