Huawei が発表した「HarmonyOS」 - Daisuke TONOSAKI Weblog

Huawei はアメリカ合衆国の圧力により、 Android OS が使用できなくなることも考慮しなくてはならなくなった
そのかわりとなる独自の OS を公開発表する → HarmonyOS
- Harmony OS 自体はすでに2年以上開発している
- Harmony OS は Huawei にとって重要なマイルストーンである。将来は Android に依存しないデバイスの登場が可能になる
- しかし、すぐ Harmony ベースのデバイスが大量に登場することは期待しないこと
- 当面はひき続き Android を使用する
HarmonyOS は Google の Fuschia に似たマイクロカーネルフレームワークをベースにしたオープンソースプラットフォームとして考えられている。
- HarmonyOS はオープンソースプラットフォームだが、ユーザに root 権限を与える予定は無い
- C++, Java, Kotlin などをサポートするコンパイラが含まれる

Android と HarmonyOS は互換が無い
- アプリを移行するためには、調整と再コンパイルが必要になる
- しかし、 Richard Yu はその変換は「非常に簡単」にできるべき、と主張している

Harmony OS はスマートフォン、タブレットを発売するより前に
- 車載インフォテインメイント、Huawei Vision などのスマートスクリーンデバイス（これは今後詳細発表する予定）から始めて
- 今後3年間で徐々に展開する予定
Harmony OS は iOS, Android には差し迫った脅威をもたらさないかもしれない
- しかし Window 10 Mobile 以来の3頭の馬のレースになるため、製品開発の大きな変化の始まりになる可能性がある