Google Swift Style Guide

https://google.github.io/swift/

Google は Swift のコーディングガイドラインを公開している。Lint のルールが決まっていない、指標になる標準的なルールを探している場合、このガイドを参考にすると良いと思う。

以下、いくつかルールを紹介する。

空白文字

https://google.github.io/swift/#whitespace-characters

空白文字には半角スペース(U+0020)を使用する。
タブ文字はインデントに使用しない。

列の制限

https://google.github.io/swift/#column-limit

一行のコードは100文字が制限。ただし、例外もある。

例外)

  • 1行である必要があるテキスト(例:コメント内の長い URL)
  • インポート文
  • 別のツールによって生成されたコード

セミコロン

https://google.github.io/swift/#semicolons

ステートメントの終了にセミコロンを使用しない。つまり、セミコロンを使用するのは、文字列リテラルかコメント内だけになる。

プロパティ

https://google.github.io/swift/#properties

タプルをのぞき、 let, var で宣言できる変数は1つのみとする

// これは NG
var a = 5, b = 10
// これは OK
var a = 5
var b = 10

let (quotient, remainder) = divide(100, 9)

グローバル定数

ほかの変数の同じようにローワーキャメルケースで命名する。また、g や k で始まるハンガリアン記法は使用しない。

// これは OK
let secondsPerMinute = 60
// これは NG
let SecondsPerMinute = 60
let kSecondsPerMinute = 60
let gSecondsPerMinute = 60
let SECONDS_PER_MINUTE = 60